カバノアナタケはサルノコシカケと親戚関係

カバノアナタケは漢方では昔から活用されているサルノコシカケ科の近縁にあたる。

つまり、ごく近い親戚筋なのです。

「サルノコシカケ」という名前は、多分ほとんどの人が耳にしたことがあると思います。

「サルノコシカケ」と言っても、特定のキノコを差しているわけではないのです。

正しく言えば、アナタケ属、マンネンタケ属、ヒトクチタケ属など35属のサルノコシカケ科のキノコの総称である。

細かく見ていくと、日本だけでも80種類ものサルノコシカケ科のキノコがあり、その中で昔から和漢薬や民間薬として親しまれてきたものだけでも15種類ほどある。

「サルノコシカケは癌に効く」

と昔から言い伝えられてきたことで、コフキサルノコシカケ、ツガルサルノコシカケ、マンネンタケ、マイタケ、カワラタケ、メシマコブなどに高い制癌作用が有る事が今までの研究から明らかになっている。

特に効き目をあらわすのが胃癌、食道癌、乳癌、前立腺癌、肺癌などで、煎じ薬にしたり、熱湯抽出エキスなどにして利用されてきた。

逆の言い方をすれば、癌への有効性が認められているキノコの多くはサルノコシカケ科に属しているということである。

サルノコシカケと癌との関わりについては、古くから民間伝承され、マンネンタケについては、その効果について古い文献にも記されている。


しかし、当時はその効能が科学的に解明されていたわけではなく、信じる人もいれば、半信半疑だった人もいた。

近年になってその制癌メカニズムの解明も進んだ。

具体的な抗癌成分の名前が特定できるようになったのである。

マンネンタケに代表されるサルノコシカケには、免疫力を高める多糖類などが多く含まれている。

多糖類とは、たくさんの単糖が結合した高分子で、元来キノコには良質の多糖類が豊富である。

同じ多糖類でも分子量によって何種類もあるが、とりわけβ-D-グルカンという多糖類に高い制癌活性が認められている。

グルカンとは、ブドウ糖の結合によってできる高分子物質、つまり多糖類のことである。

β-D-グルカンは、「癌に効くキノコ」としてすっかり有名になったアガリクスにも極めて多く含まれている多糖類なのである。


キノコ類の制癌のメカニズムは、癌細胞を直接攻撃するというピンポイント的なものではない。

あくまで免疫細胞を活性化させることで、身体全体の防衛機構の働きを強め、癌を予防したり、癌の増殖を抑えることができるようになる。

その免疫活性に一役買っているのが多糖類のβ-D-グルカンなのである。


そこで、カバノアナタケはその制癌効果にすぐれたサルノコシカケの親戚であるから、当然抗癌に関わる成分も多く含まれている。

そして、免疫活性に高い有効性を示すβ-D-グルカンの量も豊富なのである。

しかも、癌や成人病などを誘発する因子「活性酸素」を除去するSOD(スーパーオキシド・ディスムスターゼ)という酵素と同様の働きをする「SOD様活性」も非常に高いことが分かっている。

過剰な活性酸素の害を防ぐうえで、SODは重要な鍵を握っている。

カバノアナタケはそのSODと同様の活性を持っているため、これを摂ることで、活性酸素に対する抵抗力が高まり、癌や成人病、あるいはウイルス系の疾患を跳ね除ける力が養われるのである。

カバノアナタケの薬効のメカニズムは全て解き明かされたわけではない。

しかし、「β-D-グルカン」量の多さと「SOD様活性」の高さが、カバノアナタケの抗癌パワーを生み出すことは間違いない。



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